今日の子育ての会には二人来てくださいました。
このように人数が少ないときは非常に個人的な相談をお聞きできるときです。
前にも一人しか来られないときがありましたが、
そのお一人のお母さんは子どもさんの人間関係から発展した親同士の人間関係にも悩んでおられました。
じっくりお話を聞くことができたので、本当に良かったです。
後日、その問題がほぼほぼ解決したこともお聞きし、本当に嬉しく思いました。
私はお話を聞くだけしかできないのですが、それでも解決があるというのは神様のおかげです。
今日もお二人のお話はとても重要なお話でした。
お二人のお話を聞きながら、
子ども達が成長するに連れてお母さんと話をすることが減ってくるけれども、話せないがために問題が起こってくることを感じました。
子ども達が性的にも発達してくると、ますます悩みが増えます。しかし、なかなか恥ずかしくて話せないのです。聞けないのです。
そういう時に親の側から、話してみたり、あるいは何らかのセミナーを開いて話してもらうといいのでしょうね。
それと、今は学校で失敗をすることがあまり許されない環境だと感じました。
本来、学校生活は失敗をして、どうすれば失敗しなくなるかを学んでいくところだと思うのです。
社会に出てから失敗するのはなかなか厳しいです。
学校生活の時期に失敗体験を積み、強くなっていくのが良いと思います。
しかし、学校は一発勝負のテストで100点を目指させます。
東京のK中学校で、校長が信念を持って学校改革をし、テストを一発勝負にせず、
1週間後に再テストを受けることができる体制をつくりました。すごいと思いました。
この中学校では他にも色々な改革がなされました。
自分の高校生時代(新設高校で、校長がすごく自由にさせてくれました)を思い出しましたし、
教師時代に生徒と色々なことを話し合ったことを思い出しました。
一人のお母さんが、学校に行く子どもに「今日もがんばって」と言うのをやめて、
「今日も失敗しておいで」と送り出し、夕食の時に、みんなで失敗を楽しく語り合ったと聞き、感動しました。
気がつくと2時間20分も3人だけで話しこんでいました。